第21回日本病院前救急診療医学会総会・学術集会

災害・危機管理時の病院前救急医療と知識・技術の継承

会長挨拶

第21回
日本病院前救急診療医学会
総会・学術集会
会長本間正人

次回の総会・学術集会を担当させていただきます、鳥取大学医学部救急災害医学分野の本間正人です。よろしくお願いします。テーマはまだ確定していませんが、「災害・危機管理時の病院前救急医療と知識・技術の継承」について行いたく思います。私自身が、総合会津中央病院、日本医科大学病院、日本医科大学付属多摩永山病院、国立病院機構災害医療センターで諸先輩方の指導を受け、ドクターカーやドクターバイクを通して病院前救急医療に触れ、その経験が災害時の病院前救急医療の実践として「がれきの下の医療」や「DMAT」につながって来ました。

山陰の玄関口である米子は、歴史と自然が調和した美しい町です。中海や大山を望む景観は四季折々に表情を変え、訪れる人々を魅了します。周辺には大山、松江、出雲など見どころが多く、観光や散策にも最適です。冬の山陰は旬の味覚と温泉が楽しめる季節です。11月中旬から漁期の松葉ガニをはじめとした新鮮な海の幸に舌鼓を打ち、皆生温泉は日本海に面し、波音を聞きながら湯に浸かる贅沢を味わえる海辺の温泉地です。美肌の湯として知られ、湯上がりの肌がしっとりと潤います。一方、玉造温泉は「出雲国風土記」にも登場する古湯で、神話の国らしい荘厳な雰囲気が漂います。湯はなめらかで肌にやさしく、「願い石めぐり」などの散策も人気です。寒さが厳しくなる冬こそ、湯けむりに包まれながら心身を温め、山陰の静けさと情緒を満喫できる季節です。学問を深めるとともに、山陰の自然と人の温かさに触れていただける貴重な機会となることでしょう。皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。